台湾土産の漢方食材「覇王花(曇花)」

ボ~っと生きてます

どうも火鍋ファイターです

幡ヶ谷にある隠れた火鍋の名店「ももたろう」の店主「もも」ちゃん

鼻血がでたら自撮りしちゃうこの人は火鍋の師匠である

台湾に行ってきたらしくお土産をいただきました

さすが師匠、台湾の漢方生薬をたくさん仕入れてきた!
それをおすそ分けしてもらったよ~

台湾は中国に負けないくらい火鍋文化が盛んです

台湾火鍋「故宮 渋谷道玄坂」

中国に比べると辛さと油は控えめで具材に魚介類が多く使われるイメージ(あくまで個人的な見解)

そして台湾名物の「沙茶醤(サーチャジャン)」を付けダレにして食べる

「台湾火鍋」とうたっているところはこの「沙茶醤(サーチャジャン)」が有無を言わさず出てくるところもある

「沙茶醤(サーチャジャン)」は魚介風味のソースで多少のクセはあるが日本人でも美味しく食べれる台湾名産の調味料

火鍋文化が盛んな台湾は漢方の文化も本場です

台湾の観光地の1つに「迪化街(ティーホアチエ)」といわれる問屋街があるらしい

「漢方街」ともいわれる迪化街(ティーホアチエ)には漢方、お茶、ドライフルーツ、ナッツ、高級食材などが安く大量に売っていて
日本からも多くの観光客が足を運ぶらしい(写真提供ももちゃん)

火鍋ファイターが今一番行きたい場所だあ

ここで漢方食材を大量に仕入れてきたももちゃん

やはり日本に比べて格段に安いらしい!!

その漢方土産を紹介していきます!

まずは

「覇王花(曇花)」

覇王花←ハオウカ?(読み方がわからない・・・)
曇花→(tan hua)タンフア?

どうやら日本では「月下美人」というお洒落で神秘的なネーミングで呼ばれているサボテンなんです!

それもそのはず、こんなにキレイな花を咲かせます!

しかも夜にだけ咲く花でしかも1年に1度しか咲かないというなんともロマンチックなサボテンで愛好家も多いらしいです

基本的には観賞用

「覇王花」は中国語

広い中国でも広東地方くらいでしか食べられない特殊な食材

日本でも食べることはないですよね~と思ってたら

じつは古くから月下美人の花や実は、食用や薬用にされてきたんです

咳、喘息、肺炎など呼吸器系のトラブルや高血圧、体脂肪の改善に有効で、台湾では乾燥花をスープに入れて薬膳料理の具材にします。

また、熟した実は、生で食べるとほんのり甘みのあるサクサクとした食感。

生花は、ゆがいて三杯酢和えや水気を切って天ぷらにするとおいしく食べられるそうです

「覇王花」は世界最大の花「ラフレシア」の中国語名として使われる。

覇王花がサボテンの花を指すのは広東や海南地方だけで、中国語でも方言にあたる表記なのだそうです。
他にも量天尺花、龍骨花(海南)、三角柱、三棱箭(北京)、三棱劍、劍花、七星劍花、霸王鞭(海南、廣東)、假曇花など多くの別名を持ちます。

食材としての覇王花は南アメリカ原産のサボテンで、成長すると最大で2-3mほどの高さになる直立サボテンの一種で、観賞用としては世界中で栽培されている

生の新鮮な覇王花を使う場合もあり、その場合は粘液が多いためスープの口当たりが滑らかになるのだとか、また粘液には潤腸効果があるそうです。

今回のお土産は乾燥させたもの、中薬でいう清熱の効果があり、肺にたまった熱をとる効果があるそうで、インフルエンザの食事療法に使ったりもするそうです。

覇王花(曇花)の効能を紹介します。
性味:平、淡、帰経:肺
功用主治:清肺、止咳、化痰
治心胃気痛、吐血、肺結核に最適宜です。

「月下美人」
花言葉は「あでやかな美人」

キレイな花は1日しか咲かない

美人薄命という言葉にぴったりななんともはかなく美しい食材ですね

次回も台湾土産の紹介です

日本一の火鍋マニア、火鍋ファイターがついに新宿で火鍋屋をオープン!!

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