中国産火鍋の素

市販の「火鍋の素」徹底比較 パート2(中国産⑧~⑪)

 ⑧「白家(バイジ)火鍋の素」 

四川のインスタント食品会社「白家食品(Baija food)」の火鍋の素
「白家食品(Baija food)のホームページ(中国語)」

内容量200~300g
¥300前後

白家の火鍋の素は3種類「重慶」「四川」「麻辣」何が違うのか?

3種の原材料を見比べてみたのですが原材料は全く同じ・・配合量が違うのか・・?

原材料:パーム油、唐辛子、豆板醤、食塩、水、生姜、豆チ、ニンニク、料理酒、砂糖、酵母エキス、香辛料、調味料(アミノ酸等)、香料、酸化防止剤(二酸化硫酸黄)、(原材料の一部に大豆を含む

食べていないので何とも言えませんがおそらくどれを買ってもさほど変わらないとは思います

スパイスも特に注目するものもなく、花椒も入っていないので痺れる香りのいい味には期待できないし花椒が入ってなくて四川と名乗るのもどうなのか・・

一応味の方向性は重慶は激辛系、四川は痺れる花椒系と言われています

値段は安くもなく高くもなくです、以前は中華食材店で多く見かけたのですが

現在ネットでは在庫切れがほとんどです、メーカーのホームページにも商品として載っていないので製造中止か輸入中止になっている可能性もあります。

【火鍋ファイター評価】
オススメ:★★☆☆☆
健康意識:★☆☆☆☆
本場向け:★★★☆☆
日本向け:★☆☆☆☆
コスパ度:★★☆☆☆


 ⑨「老干媽(ラオガンマー)火鍋の素」 

ラオガンマー(またはローガンマ)は中国では知らない人はいないと言われるくらい有名な調味料メーカー
日本には2002年総代理店として「有限会社老干媽(ローカンマ)日本」が設立されているほか、輸入業者によって多く輸入・販売されてます
【老干媽日本のWEBサイト】http://www.laoganma-japan.co.jp/

主力商品は「具入り辣油」で日本の中華食材店では絶対に置いてあるはず!最近はドン・キホーテなどでも見かける程人気。
・風味鶏油辣椒(骨付き鶏肉ラー油)
・干煸肉丝油辣椒(千切り豚肉ラー油)
・風味豆豉油辣椒(豆豉辣油)
・肉丝豆豉油辣椒(中華納豆&豚肉ラー油)
等々確認できただけで10種類程の辣油を作っている、辣油だけで10種類w

老干媽(ラオガンマー)火鍋の素
老干媽(ラオガンマー)火鍋の素と辣油の紹介

火鍋の素は内容量160g  ¥200前後

【辣油(ラーユ)について】
¥300~¥400程度で量もたくさん入っている、値段も安く味の種類も多いし、日本人の味覚にあうので愛用者はかなり多いはず、自分もついつい買ってしまう、ご飯の上にかけるだけでも美味いし使い勝手は抜群

この人物が目印

創業者らしい

初めは「おじさん」だと思っていたが「おばさん」らしい

火鍋の素の紹介なのだがラオガンマーに関しては辣油を買っておけば間違いない、もしくは・風味豆豉油辣椒(豆豉辣油)←(トーチのラーユ)を買ってこれを普通の鍋に入れるだけで十分美味しい火鍋が作れる、麻婆豆腐にもめっちゃ使える。

※老干媽(ラオガンマー)の火鍋の素で家火鍋にチャレンジしたい人↓
老干媽(ラオガンマー)の火鍋の素で火鍋を作った記事がありますので参考にしてください。

家火鍋!!「ラオガンマー(老干媽)火鍋の素」で火鍋つくってみた

【火鍋ファイター評価】
オススメ:★★☆☆☆
健康意識:★☆☆☆☆
本場向け:★★★☆☆
日本向け:★★☆☆☆
コスパ度:★★☆☆☆

伝説の辣油会社が作る火鍋の素。コスパも良く量も適度だし中華系の火鍋の素の中ではオススメできる逸品。

 ⑩「大紅袍(ダホンパオ)と「好人家(ハオレンジャ)」火鍋の素」 

大紅袍(ダホンパオ)とは伝説のお茶の事らしい、好人家(ハオレンジャ)とはいい人(グッドピープル)の事。

製造は
四川天味食品(Sichuan Tianwei Food)
四川天味食品のサイト(中国語)https://www.teway.cn/

という大きな調味料メーカーの商品です四川天味食品の火鍋の素の主力ブランドは「大紅袍(ダホンパオ)」「好人家(ハオレンジャ)」の2つ

大紅袍と好人家の火鍋の素
大紅袍と好人家の火鍋の素

大紅袍 内容量150g ¥200前後
好人家 90g×4 ¥700前後(上写真の4つに分かれたものが俄然おススメです)

大紅袍の原材料:牛脂、唐辛子、蚕豆、食塩、生姜、大蒜、山椒、砂糖、調味料(アミノ酸等)

これといった珍しいスパイスも入ってないし安いので値段相応の味でしょう、味に期待せずに安さだけで買うのはアリです。

因みに、中国に大紅袍という火鍋屋があるらしいのだがこの火鍋の素との関係は不明。

大紅袍火鍋店舗
大紅袍火鍋店舗

お店は高級火鍋店らしいですが、この火鍋の素はとてもリーズナブル
基本的に値段と味はほぼ比例してると思っていいでしょう

100~300円の火鍋の素は特にこれといって美味くもない不味くもないってところでしょうか。

「好人家(ハオレンジャ)」ブロック状の火鍋の素は牛脂を固めて作っているものです、値段は上がりますがより本場に近い手作りの味ですので試してみては(日本人には少し油がきついため4つに分かれたタイプはとても使いやすいです)

実際に作って食べてレポートしてくれている面白い記事を見つけたのでご紹介させていただきます。

好人家(四川天味食品)『手工老火鍋底料』の実食記事

数々の火鍋の素を食べてレポートしてくれていますのでとても参考になりますよ。

【火鍋ファイター評価】
オススメ:★★☆☆☆
健康意識:★☆☆☆☆
本場向け:★★★☆☆ 好人家(ハオレンジャ)は★★★★☆
日本向け:★☆☆☆☆
コスパ度:★★☆☆☆

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

火鍋の素 大紅袍 中国紅火鍋底料150g
価格:270円(税込、送料別) (2020/11/13時点)

更に本場の味を体験するならコレ!4つパックで分かれているのが使いやすくておススメ。

 ⑪「重慶徳荘大火鍋」火鍋の素 

四川の「徳荘(デチュアン)」という火鍋がメインの調味料会社

徳荘のWEBサイトです(中国の会社のWEBサイトを探すのは結構たいへんです…)http://www.cqdz.cn/

巨大な火鍋のイラストが強烈なインパクトを放つ商品

重慶徳荘大火鍋
重慶徳荘大火鍋という火鍋の素の紹介です

内容量:150g ¥200前後

原材料:牛脂、ソラマメ、大豆、ニンニク、玉ねぎ、唐辛子、鶏がらスープ、卵、塩、花椒、砂糖、香辛料、アミノ酸、核酸

原材料からみると普通の安い火鍋の素とさほど変わりませんね、ただ世界16か国に輸出してる大きな会社なのでわりと日本人にあわせた味にはなってる気はしました、ただもうひと手間加えたほうが美味しくなります

この重慶徳荘火鍋の素を使って火鍋ファイターが火鍋を作る動画です、参考にどうぞ。

YouTube火鍋チャンネル 火鍋専門情報番組

同じイラストのパッケージですが右が「特辛」左が「中辛」です
特辛といっても日本に合わせてあるので実際は中国の中辛です、中国にはさらに辛い商品もバリバリ売っているらしいです!

徳荘は辛さを数字で表すのがおもしろいですね、参考にしてください。
パッケージは多少違ったりしてます。

徳荘火鍋辛さ
徳荘火鍋の辛さは数字で分かります

日本では中辛の45°以上はまだ見たことがありません・・

そしてこのパッケージの巨大な火鍋

実在します

おそらくこの火鍋の素を作っている会社「徳荘」が主催してるイベントなのではと想像してます。

恐るべし火鍋大国中国・・・火鍋フェス的なイベントも重慶で開催されるらしい、日本でもやりたいな「火鍋フェス」

「徳荘」のように火鍋だけで巨大な企業になるってすごい。

徳荘火鍋底料
日本未発売の徳荘火鍋の素、これ以外にもたくさんの種類があります。

そして「徳荘」は火鍋の店舗の直営店も中国にたくさんあります。

徳荘火鍋
徳荘火鍋の店舗

中国に一度食べに行きたい!!そのうち日本にも上陸するのでは?

【火鍋ファイター評価】
オススメ:★★☆☆☆
健康意識:★☆☆☆☆
本場向け:★★★☆☆
日本向け:★☆☆☆☆
コスパ度:★★★☆☆


他にもたくさんあるので情報が分かり次第アップしていきます。

【中国産の火鍋の素まとめ】
・¥100~¥300位までなら味の違いはさほどありません。
・作り方が丁寧に書かれていませんのでなんとなくで作ります。
・どの火鍋の素を買うかより、手間を加えてどう美味く作るかがポイント。
・食品の安全と健康面には不安あり。

次のページ 徹底比較パート3を見る

市販の「火鍋の素」徹底比較 一覧表
市販の「火鍋の素」徹底比較パート1 (中国産①~⑦)
市販の「火鍋の素」徹底比較パート2 (中国産⑧~⑪)
市販の「火鍋の素」徹底比較パート3 (中国産⑫~⑲
市販の「火鍋の素」徹底比較パート4 (国産 ⑳~㉓
市販の「火鍋の素」徹底比較パート5 (国産 ㉔~㉗
市販の「火鍋の素」徹底比較パート6 (国産 ㉘~㉛
市販の「火鍋の素」徹底比較パート7 (国産 ㉜~㊲)
市販の「火鍋の素」徹底比較パート8 (国産 ㊳~㊴)

火鍋の素を使って火鍋ファイターが火鍋を作る動画です!!
YouTube火鍋チャンネル 火鍋専門情報番組

日本一の火鍋マニア、火鍋ファイターがついに新宿で火鍋屋をオープン!!

投稿者:

火鍋ファイター

日本一の火鍋マニア。火鍋専門サイト運営、漢方養生指導士の資格取得、某有名火鍋店にて2年間修行、1年限定で火鍋専門店を渋谷にオープン(現在閉店中)、台湾に火鍋と漢方修行の旅へ、あくなき火鍋への探求心は止まらない。

「市販の「火鍋の素」徹底比較 パート2(中国産⑧~⑪)」への1件のフィードバック

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