知り合いの飲食店で「サービスしてよ」って言ってくる人の共通点

飲食店を長くやってるとたまにいるんですよ

知り合いだから、友達だから「サービスしてよ」「安くしてよ」って言う人

いや、別にそういう人をディスリたいんではないです

ただ

逆に知り合いの店だから「高い料理たのむよ」「釣りはいらないよ」「飲めるなら一杯飲んで」などと言ってくれる人もいます

やはりどっちがカッコイイかっていうと、自分は後者だなあとおもう

 

この「安くしてよ君」と「お金つかうぜ君」の違いを考えているうちにいくつかの共通点や傾向をみつけたので参考にしてください

【安くしてよ君】
・海外生活経験がある
・わりと大きな会社に勤めている
・大阪人

【お金使うぜ君】
・同業者
・自営業か中小企業
・酒好き

解説
日本は明朗会計の店がほとんどだ、しかし海外ではぼったくり等も多く、高い時は「安くしろ」とか言ったりお金に関してシビアにならざるを得ない、海外生活をすると「安くしろ」とか「高い」とかを悪気がなく言えるようになるのでしょう、大阪人もあいさつ代わりに「まけてや~」とかいう
「ホンマに安くなったらラッキーやん!」くらいにしか思ってないのだろう。

同業者は飲食店の儲けや原価もある程度理解しているから、気安くサービスしてなどと言えるわけはない、飲食店の利益率はとても悪いのだ・・・
自営業や中小企業の人は「お金を稼ぐ感覚」がある人が多い
つまり、仕入れ、宣伝、販売、家賃、人件費、などすべてを理解してるから商売の大変さがわかっているのだ、例えばお医者さんに友達だからまけてよと言えるか?
オレが医者だったら嫌だ、じっくり見て必ず君の病気は治すけど正規の金額払えと言いたい
大きな会社に勤めているとその会社の一部分しか見えない、すると自分でお金を稼ぐという感覚が無いんです

自営業・中小企業
「お金の稼ぎ方」=「売り上げをあげる」給料は自分で稼ぐもの

大企業・公務員など
「お金の稼ぎ方」=「出世」「出費を減らす」給料は会社からもらうもの

このようにお金に対する価値観は大きく違うと思う

何度も言うが別にどちらが良いという話ではない

あと酒好き
酒好きは「酒」とその「酒を飲める場所」を愛している
その場所を守るためにお金を使うことに喜びを感じる人種なのだ

あくまで傾向なのでぜんぜん当てはまらない人もたくさんいるので、あまり気にしないでください。

 

投稿者:

火鍋ファイター

日本一の火鍋マニア。火鍋専門サイト運営、漢方養生指導士の資格取得、某有名火鍋店にて2年間修行、1年限定で火鍋専門店を渋谷にオープン(現在閉店中)、台湾に火鍋と漢方修行の旅へ、あくなき火鍋への探求心は止まらない。

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