市販の「火鍋の素」徹底比較 パート①

2020/10/20更新

火鍋マニアのみなさんこんにちは!!

2021年には東京で火鍋屋をオープンさせる予定の火鍋ファイターです。

寒くなってくると「家で火鍋を食べたい!!」ってなりますよね!?

今回は「火鍋の素」を使って火鍋を作ってみようかな~って思っている人のための情報です。

家火鍋
家でも美味しい火鍋を食べたいですよね~。

しかし!!本格的な薬膳火鍋を家で作るのはかなり難しいです・・お店に行きましょう
※生薬やスパイスの入手、スープの仕込み、麻辣スープの味の決め手“麻辣油”を作るなど、こだわって作っている火鍋は火鍋専門店でしか味わえません。

しかし簡単な火鍋でしたらご家庭でも作ることは可能です

ここでよく聞かれる質問です。

Q・家で火鍋を作るのに火鍋の素は必要か?

A・ぶっちゃけ無くて大丈夫です!火鍋の素がなくてもいくらでも美味しい火鍋は作れます。

Q・火鍋の素を使うメリットは?

A・火鍋に入れる、花椒(ほあじゃお)、豆豉(トウチ)、八角、などの中華系スパイスがあらかじめ入っているので使うと“本格的な中華風味が楽しめる”。(中華系スパイスは普通にスーパーでも売ってますけどね)。

Q・値段は?

A・安いものだと100円~500円位、あまりないが1000円位するものになると漢方生薬などがたくさん入ったこだわったものになる。

注意点
※安い市販の火鍋の素だけでスープを作っても美味しくないです!
※500円までの火鍋の素なら大差ない。
※基本的に油と化学調味料も入っているので身体にはよくない。
※中国製品は説明が読めないので使い方や使容量がわからない。

家で2色の火鍋を作る場合

火鍋の白いスープ(白湯スープ)は「白濁した豚骨や鳥ガラスープ」で大丈夫です。

火鍋の赤いほうのスープ「麻辣スープ」をどうやって作るのか?

基本は白湯スープに麻辣油を入れるだけです。
※火鍋専用の油 “麻辣油(まーらーゆ)” を作るのは大変な作業になる。

家で簡単に作る方法は2つ「ラー油を使って作る」「火鍋の素を使って作る」

値段に関してはラー油を使っても火鍋の素を使ってもそんな変わらないでしょう

味に関しては “食べやすさならラー油” “本格的な中華系火鍋なら火鍋の素” を使うのがいいです。

今回は火鍋の素を使いたいという人に!市販の火鍋の素を徹底調査しました!!

これは中華食材店に売っている火鍋の素

多すぎて選べないです・・・

ざっと調べてその数40個ほどをリストアップしました!!

値段や会社、味の予想、購入方法など、どの火鍋の素を選んだらいいのか参考になればと思います。

大きく分けて「輸入物」「国産物(日本の会社が作っている)」に分けてます

輸入元はやはり火鍋大国「中国」がほとんど、ネット通販、もしくは中華食材店で購入できます

↓都内で火鍋の素の品揃えがズバ抜けてる中華食材店を2店舗ご紹介。

都内で「火鍋の素」が買えるオススメ店舗

中国の火鍋の素は安価ですが味も安っぽいものがほとんどです
基本的に【唐辛子、油、塩、八角、花椒、豆鼓、にんにく、生姜など】を混ぜてペースト状にしたもので配分量が違うだけです。

火鍋の本場の中国の火鍋の素だからといって美味しいとは限りませんよ!

ちなみに中国では

火鍋底料(フオグオ ディーリャオ)と書いて火鍋の素です。

現在確認できている火鍋の素を一覧表にまとめました、商品名をクリックすると詳しい内容のページにいきます。
【火鍋の素一覧表】

メーカー/商品名

商品説明/オススメ 価格帯 購入方法

海底撈(ハイディラオ)

中国の超有名チェーン店の火鍋の素、少し高いが香りは良い/★★☆  ¥500~

・中華食材店
・ネット

老四川(ラオシセン)/黄花园(コウカエン)醸造

本場重慶の醸造所が作っている、辛さ重視な人向け/★☆☆ ¥500前後 ・中華食材店
・ネット

周君記(ジョウジュンジ)

重慶で有名な火鍋の素の会社、安くて買いやすい/★☆☆ ¥200~¥500 ・中華食材店
・ネット

蜀滋味(シュウズーウェイ)

最安値!!使い方を工夫しないと美味しくない/★☆☆ ¥100~ ・中華食材店
・ネット

川味王(ツァンウェイワン)

辛さ控えめ、シナモンが特徴/★☆☆ ¥200~ ・現在在庫切れ

小肥羊(シャオフェイヤン)

火鍋最大のチェーン店なのに火鍋の素は残念な結果/☆☆☆ ¥500~ ・中華食材店
・ネット

李錦記(リキンキ)

謎が多く入手困難/??? ¥??? ・現在在庫切れ

白家(バイジ)

四川のインスタント食品会社/★☆☆ ¥200~ ・中華食材店
・ネット(在庫切れ多い)

老干媽(ラオガンマー)

伝説の辣油会社の火鍋の素/★★☆ ¥200 ・中華食材店
・ネット

大紅袍(ダーホンパオ)

     

徳荘(ドゥーゾン)

重慶徳荘大火鍋    

名場

調査中    

 大龙燚 牛油火锅底料

 

調査中    
桥头 麻辣老火锅底料

 

 

調査中    
小龙坎牛油火锅底料 調査中    

国産

     

アンズコフーズ ラムしゃぶ火鍋の素

     

しびれ王 しびれる四川火鍋

     

yangyang火鍋の素

     

漢方の氣生 薬膳火鍋セット

     

香る五香粉火鍋スープ

     

宮島醤油フレーバー 火鍋の素

     

丸美屋 麻辣火鍋の素

     

KALDY 火鍋の素

     
36チャンバーズ・オブ・スパイス 麻辣火鍋の素 調査中    

ユウキ 麻辣火鍋の素

調査中    
MIZKAN 麺&鍋大陸 麻辣火鍋スープの素  調査中    
ソラチ ジンギスカンのジンくん「火鍋の素」 調査中    
ほしざわや監修 北海道天然生活 火鍋の素
調査中    
五彩薬膳鍋 調査中    
 
麻辣火鍋の素 | かねこみそ株式会社
調査中    
大阪王将 火鍋の素
調査中    

 「海底撈(カイテイロウ)」火鍋の素 

中国で一番人気の火鍋チェーン店の火鍋の素、中国人からは絶大な支持。
ブランド力がある分ちょっと高め

とにかく種類が多い20種類以上のパッケージがあるためどれを選んでいいのかわからない。

別パッケージ
原材料は上のパッケージとほぼ同じなので味の違いはほぼ無いはずです。

内容量:110g 3~5人分
¥500前後

他の火鍋の素より入っている原材料が多少多い、カルダモン、ニクズク、小ウイキョウ、シナモン、クローブ、陳皮、甘草など、その分味はスパイシーで香りも良い

最近は日本に勢力的に店舗出店している、池袋と新宿、その他店舗を持つ
緑色が辛くないスープ、赤、茶色は辛いスープで微妙に原材料が違います、基本は赤いやつがメイン。

店舗では中国人向けの激辛な本格火鍋をハイクオリティなサービスで提供している。


 「老四川(ラオシセン)」 重慶火鍋の素 

火鍋発祥の地とも言われる重慶の「黄花园醸造」という調味料会社が作っている火鍋の素。
↓会社のホームページを発見(日本語訳が必要です)
黄花园醸造のホームページ(中国語)

老四川火鍋の素
老四川火鍋の素(中国産)

内容量:400g
¥500前後

原材料が:パーム油、唐辛子、水、ソラマメ、大豆、食塩、砂糖、生姜、花椒、ニンニク、グルタミン酸ナトリウム

ソラマメ&大豆は豆鼓(トーチ)の事でしょう、グルタミン酸ナトリウムはいわゆる「味の素」

原材料は普通にスーパーで買えるものばかりでスパイスや生薬は少ないので深い味わいには期待できないでしょう

その分400gの大容量と大量の唐辛子で激辛、好みに合わせて量を調整しましょう、火鍋の他に炒め物の調味料などにも使用できますね。


 「周君記(ジュウジュンジ)」火鍋シリーズ 

こちらは重慶の火鍋の素では有名な会社「周君記」の火鍋の素
周君記のホームページ(中国語)

値段がリーズナブルです
注意したいのが「周君記」シリーズも種類が異様に多いということ

内容量:200〜400g
¥200〜500

ざっと20~30種類はありますが、内容量とパッケージが違うだけで中身は同じものもたくさんあります、周君記と書いてあるパッケージは内容量や裏の原材料を見て慎重に買いましょう

わからなかったら写真右下の黄色い丸の物が基本なのでそれを買えばOKです。

【原材料】植物油、牛脂、唐辛子、豆板醬、生姜、ニンニク、食塩、砂糖、味の素、豆鼓、山椒、調味料、香辛料、香料

味は若干化学調味料の味が強い気がします、これといって珍しいスパイスや生薬が入ってるわけではないので、香りとコクもイマイチ、コスパ重視な人がひと手間加えて工夫して使うのがいいでしょう

ちなみに周君記は工場見学もできるらしいです、火鍋の素の工場見学があるとは。。

中国在住日本人の方が周君記工場見学に行ったブログ記事


 「蜀滋味(シュウズーウェイ)」火鍋の素 

目印は親指を立てたおやじのマークの蜀滋味

四川料理で有名な成都で作られているのだが謎が多い火鍋の素

蜀滋味という名前はおそらくブランド名で美尚美(メイシャンメイフード)という調味料の会社が製造している。
美尚美(メイシャンメイフード)のホームページ(中国語)

内容量:150g
¥150前後

とにかく安い!!火鍋の素で最安値!100円位で買えちゃいます、何が入っているのか不安になるレベル

右は小肥羊と書いてありますが、大手火鍋チェーンの小肥羊とは関係ありません、パチモンですww
本物にはロゴが入ってます。

しかもこの蜀滋味の火鍋の素の中身は全て同じものです、パッケージと容量だけが違う(たぶん・・)

【原材料】牛脂、ソラマメ、唐辛子、トウチ(大豆、水、食塩、こうじ)、生姜、砂糖、花椒、八角、クミン

クミンが入っているのは嬉しいですが、安いだけあって味はカップラーメンのスープ以下のレベルです、美味しくするには工夫が必要!(自分は紹興酒とスパイスとガラスープを入れた)


 「川味王(ツァンウェイワン)」火鍋の素 

謎な火鍋の素ブランド「川味王」

※現在ネットでは在庫切ればかりなのでもしかしたらもう輸入されていないのかもしれません。

リーズナブルな火鍋の素、右側はブロック状に固められた火鍋のスープ、500g¥500円前後、中国では普通に売られているが日本では珍しいです、牛脂などの油の塊なので健康面に不安あり

内容量200g
¥150前後

原材料:植物油、豆板醤、生姜、にんにく、食塩、唐辛子、砂糖、山椒、アニス、シナモン/調味料(アミノ酸)

辛さは控えめで、シナモンが入っているのが特徴だがスパイスを多く使っているわけでも無いので特に買う必要も無いと思います。


 「小肥羊(しゃおふぇいやん)」火鍋の素 

世界最大の火鍋チェーン店小肥羊の火鍋の素、おそらく一番売り上げていると思われる、どこの中華食材店でも置いてあり火鍋の素の定番商品。
赤が辛くて緑は辛くない

原材料名:ひまわり油、唐辛子、クミン、食塩、大豆、山椒、グルタミン酸ナトリウム、5’グアニル酸二ナトリウム

¥700前後(ネット)
¥500前後(中華食材店舗)

ここでひとつの謎が・・、上の写真で丸をつけているのは中薬膳スパイス、カルダモン、草果、など、珍しいスパイスが入っている袋

自分が昨年買ったときはこの中薬膳スパイスが入って無いのです!

あまり情報が無いので詳しくはわかりませんが、どうやら昔は入っていて今は入っていない可能性が高い!

もしこの中薬膳スパイスが入っていないのなら700円は高い!!買う必要なし!!

中薬膳スパイスが入っているなら買ってもいいですが、粉末スープにラー油を入れて唐辛子って、、ハッキリ言ってカップラーメンと同じレベル・・。

別パッケージバージョンもあります↓

そして小肥羊のオンラインストアで家庭用火鍋セットが売っています
小肥羊オンライン

商品名【小肥羊火鍋 つづけて健康火鍋 ご家庭でも楽しめる 料理長厳選専用火鍋】
累計販売個数20万食
鍋までセットで¥4,665

コレはやすい!!

で・す・が

オススメはしません、安いのは品質も落ちるってことです。

ステンレス鍋に関して、一回だけ火鍋を食べるのであればいいのですが、1年に2~3回何年も使うことを考えればしっかりした鍋を買ったほうがいいです。

二色なべ(鴛鴦鍋ともいう)は通常¥5,000前後、しっかりしたステンレス製だと1万以上はします

以前¥1,000位の2色鍋を買いましたが、質感はペラペラで一回使用でメッキが剥がれ、凹み、しまいには分かれている仕切りから漏れてくるという最悪の代物でした

この安さだと鍋の品質はかなり低いです。

では火鍋の内容はどうでしょうか?

白湯スープ
チキンエキス(国内製造)、食塩、マルトースシロップ、ビーフエキスパウダー、香辛料(小麦を含む)、乳化油脂、砂糖、酵母エキス、かつおエキス、酵母エキスパウダー/調味料(アミノ酸等)、酒精、pH調整剤、増粘剤(キサンタン)、乳化剤、シリコーン

麻辣スープ
チキンエキス(国内製造)、食塩、クミン、マルトースシロップ、ビーフエキスパウダー、唐辛子、胡麻、乳化油脂、酵母エキス、砂糖、生姜、ガーリックパウダー(小麦を含む)、かつおエキス、酵母エキスパウダー/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、pH調整剤、乳化剤、シリコーン

麻辣スープ付属ラー油
植物油脂(国内製造)、香味食用油、ラー油(ごまを含む)/香辛料抽出物、香料、酸化防止剤(V.E)

うーん、そこらへんに売ってる安いスープの素と変わらい内容です、しかもエキスと添加物もけっこう入ってます・・・・買う必要なし

ただ、ナツメ、龍眼、胡麻、クコの実などの漢方食材が付いてくるのは安い火鍋の素では味わえないのでいいと思います

鍋がないセット「スープと漢方食材のセット」は¥1,980

うーん、それでも高い・・・買わなくてよし!

世界一の火鍋チェーン店なのに残念な評価になります、小肥羊というブランドに甘えて内容が良くないという印象。


 「李錦記(りきんき)」火鍋の素 

香港の調味料の会社で世界初のオイスターソースを作った会社として有名な
李錦記(りきんき, Lee Kum Kee)の火鍋の素

日本では2007年までライオンが販売元であったが、ライオンが食品事業を撤退したあと、販売元はユウキ食品を経てエスビー食品に移行している。
李錦記のWEBサイト

どうやら8種類あるらしい
①チキン:最も使い回しが利く味で、鶏肉、野菜はもちろん牛肉や海鮮具材も美味しくいただけます。  
②とんこつ:香港で10年ほど前に大流行し、それ以降定番の味になりました。肉類中心の具材の時に!
③ドランクチキン(酔っ払い鶏):チキンに加えて薬材の香りが食欲をそそります。  
④貝柱シーフード:どの味にするか迷ったら断然これ!貝柱の香り高く、あらゆる具材に合います。
⑤黒コショウとんこつ:とんこつ味に黒コショウのアクセントを加えました。ちょっと大人向けの味。  
⑥サテー:香港でも人気の最上位。肉類の具材によく合います。結構辛いので、浮いた唐辛子油を取り除いたりして調節してください。
⑦魚とコリアンダー:魚のだしにコリアンダーの香りで、いかにも中華風の鍋という味が楽しめます。  
⑧マーラー(麻辣):舌がしびれる辛さがくせになる?!相当辛いので自信のある方だけどうぞ。

日本で言う辛い鍋の火鍋はです(中国では鍋全般を火鍋という)

店舗でも見たことないしネットでも全て在庫切れのため情報があまりなく謎に包まれている

おそらく販売中止か輸入中止になったと思われる。

調味料には定評があるブランドなので味には期待できそうなのでどこかで見つけることができれば買ってみたい、香港に行けばあるかもしれません。


まだまだたくさんあります!!
記事が長くなってきたので続きはパート2で!

市販の「火鍋の素」徹底比較 パート②
市販の「火鍋の素」徹底比較 パート③(国産編)
市販の「火鍋の素」徹底比較 パート④(国産編)

火鍋の素を使って火鍋ファイターが火鍋を作る動画です!!
YouTube火鍋チャンネル 火鍋専門情報番組

投稿者:

火鍋ファイター

日本一の火鍋マニア。火鍋専門サイト運営、漢方養生指導士の資格取得、某有名火鍋店にて2年間修行、1年限定で火鍋専門店を渋谷にオープン(現在閉店中)、台湾に火鍋と漢方修行の旅へ、あくなき火鍋への探求心は止まらない。

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